きなりっこのひみつ
現在のように質の高い製品づくりに至るまで、リサイクル石けん「きなりっこ」もさまざまな試行錯誤を繰り返してきました。
ごくふつうの主婦たちが石けん職人の方々に教えを請い、数え切れないほどの失敗や成功を経て、自信を持っておすすめできる石けんへと成長しました。
この1989年生まれの「きなりっこ」が誇るいくつかの優れた特徴をご紹介します。
※「1989年生まれ」について詳しくはこちら
水に溶けやすい
水に溶けやすいのは動物油脂を使っていないからです
すき焼きなどで使う牛脂は、時間が経つと常温でも固まってしまいますが、ドレッシングなどは植物性食用油を使うので固まりません。
使用済み食用油を原料にしている「きなりっこ」ですが、常温で固まらない植物性油脂に限定して作るので、常温の水でも溶けやすいのです。
ふんわり仕上る
ふんわり仕上がるのは「低温炊き込み法」で作っているからです
油を「低温炊き込み法」という方法で鹸化します。この工程では、油に含まれる保湿性が高いグリセリンが残るため、仕上がりがやわらかく、手荒れもしにくい石けんになります。
川や海を汚さない
川や海を汚さないのは有害な助剤を使っていないからです
使い終わった食用油を100%原料としています。 蛍光増白剤・ゼオライト・香料などの有害な助剤を一切入れていないので、合成洗剤に比べ毒性がなく、分解も早く、水に流しても川や海を汚すことが少ないのです。
臭いがない
臭いがないのは精製工程を工夫しているからです
集められた使用済み食用油は、まず沈殿→濾過→湯洗いを行ないます。
そのあと白土を入れて臭いや不純物を吸着させ、フィルタープレスを通して精製します。
この5つの工程を丁寧に行うことで臭いを取り除き、食器洗いでも臭いが気になりません。
※「使用済み食用油リサイクル」について詳しくはこちら
石けんカスが出にくい
石けんカスが出にくいのは“純水”を使っているからです
製造工程で、純水器を通した水を使っています。
純水は、カルシウム・マグネシウムなどの金属イオンを出さず、石けんカスが出にくい性質を持っています。
クシャミが出にくい
クシャミや涙が出にくいのは、10日間じっくり熟成させるからです
石けん生地にソーダ灰を混合したあと、10日間じっくり熟成させて、クシャミや涙が出にくい工夫をしました。